キャンプ好き編集者のこだわりCAMP LIFE

元モノ情報誌の編集者が、こだわって選んだキャンプ道具をご紹介。

アウトドアコーヒーを楽しむために厳選した4つの道具

キャンプにも、自宅でもやり慣れた「ドリップ式」を採用

アウトドアでも本格的なコーヒーを楽しみたい。コーヒー好きであれば、その欲求は至極当然のことですよね。とはいえ、自宅のようにあれもこれもと道具を揃えるわけにはいかないので、いかにコンパクト(な持ち物)でおいしいコーヒーを楽しめるかが、アウトドアコーヒーを楽しむためのキモでもあります。

 

アウトドアコーヒーといえば「パーコレーター」の活用がおなじみではありますが、私は自宅と同仕様のドリップにこだわって、アイテムを厳選しました。

 

パーコレーターのお手軽さは捨てがたかったのですが、我が家の場合、私と妻のふたりしかコーヒーを飲まないので、お気に入りの豆をミルでガリガリ挽いたほうが、キャンプでのひとときをより優雅に演出できるかなと思い、決めた次第です。

 

それでは、いろいろと比較検討して最終的に購入に至ったアイテムをご紹介しましょう。

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「ミル」はコンパクトさとメンテナンス性を重視

子どもを連れてのファミリーキャンプとなると、のんびりコーヒーを楽しむ時間は限られてきます。我が家の場合は朝食前か、夕食後の2回のみ。なので、豆を手で挽いてもさほど面倒くさくないので、できるだけコンパクトで、メンテナンス性に優れているものを探しました。結果、購入したのが「ポーレックスのコーヒーミル ミニ 4500円(税別)」。

 

1回の使用で1杯分の豆しか挽けませんが、ポケットにも収納できるほどのコンパクトさがなによりも魅力。セラミック製の刃を使用しているので、摩耗しにくくコーヒーの風味を損なうこともありません。

 

ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ

ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ

 

「コーヒーキャニスター」で豆を湿気から守る

 お次はコーヒーキャニスター。豆を購入した時の袋のままでも充分なのですが、モノ好きなもので、キャニスターもアウトドアを意識してこだわりました。選んだのはお馴染み「ナルゲン」の「コーヒービーンズキャニスター 200g (1728円)」です。

 

クリアケースなので、豆の残量がひと目で分かるのはもちろん、ドリッパーのイラストがなんともかわいらしい! メモリが付いているので、1回の使用料が視覚的にわかるのもうれしいです。

 

サイズは150g200g330gの3種類。

大人2人が1日2杯ずつ楽しむくらいであれば、200gで充分に足ります。

 

(ナルゲン)NALGENE Coffee Beans Canister 330g

 

 

ナルゲン(nalgene) コーヒービーンズキャニスター 200g

 

アウトドアコーヒーに欠かせない、高機能マグカップ

お気に入りの豆をその場で挽いて、じっくりとドリップしても、マグカップの保温性がなければコーヒーはアッという間に冷めてしまいます。アウトドアで温かいコーヒーを楽しむためには、マグカップにこそこだわる必要があると断言できます。

 

私がセレクトしたのは「スノーピーク チタンダブルマグ 300 3430円(税別)」。チタンを二重にして、間に空気をサンドイッチした構造なので、保温性に優れています。また、熱いコーヒーをいれても、マグカップのまわりに熱が伝わりにくいので、ハンドルを持つ手や口にも優しいという利点も。

 

専用のフタ(450円)があれば、保温性はさらに高まりますし、灰や虫の侵入を防ぐことができるので一石二鳥。同時購入をおすすめします。

 

 

スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ 300 フォールディングハンドル MG-052FHR

 スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ 450 MG-053R

スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300ml用フタ  MGC052

スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300ml用フタ MGC052

 

ドリッパーはコンパクト設計と使い勝手を追求

 コーヒードリッパーといっても、アウトドア用に販売されているものはいろいろとあります。また、オートキャンプであれば自宅で使っているものを持って行くという手もありますが、なるべくコンパクトで、普段使っている円錐形フィルターを流用したいと思い、選んだのが「ユニフレーム コーヒバネットcute 1900円」。

 

こちらは2人用サイズで、ほかにも4人用のグランデもあり。ミルのサイズを合わせて選ぶと良いでしょう。

 

1本のステンレスワイヤーで作られており、収納時は薄くコンパクトなので収納にもこまりません。円すい形の専用フィルターはやや高価ですが、市販のものでも代用できますので、我が家は自宅で使っているものを流用しています。

 

 

RONDE (ロンデ) コーヒーバネット 軽量 ステンレス製 コーヒー アウトドア ピクニック デイリー ハイキング

 

(ユニフレーム)UNIFLAME コーヒーバネット cute/664025 uf-664025

 

水と空気がおいしければ、道具はなんでもよし

以上、私的おすすめのアウトドアコーヒーグッズをご紹介しました。ま、道具なんて最終的には使いやすい自分好みのものを選べばよいのですが、ブランドや質感にこだわりだすとキリがないですよね。

 

私の場合はそこまで予算も潤沢ではありませんので、なるべく高くなくて、ブランド的にも所有欲高めるものを選んだつもりです。

 

至極のアウトドアコーヒーを楽しむ際の参考にしてみてください。